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相場のムードは悪くないが、こう着相場が続くか【クロージング】
*16:27JST 相場のムードは悪くないが、こう着相場が続くか【クロージング】
26日の日経平均は反落し、43.23円安の17468.52円(出来高概算18億4000万株)で取引を終えた。23日の米国市場でNYダウが下落したことやギリシャ総選挙の結果を受けたユーロ安の流れを受けて、利益確定の流れが先行した。しかし、寄り付きの17285.71円を本日の安値となるなか、その後は下げ幅を縮める展開に。日銀の黒田総裁の発言なども伝えられる中、一時17471.94円まで戻す局面もみられた。
東証1部の騰落数は値上がり数が過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみがマイナスだったが、中型、小型株指数はプラスに転じている。サイバー攻撃の影響により四半期報告書の提出を延期申請したと発表したソニー<6758>は、売り先行後はプラスに転じている。劣後債の増額を発表したソフトバンク<9984>についても下げ幅を縮めてきている。その他、JSR<4185>が第3四半期決算とあわせて通期計画の上方修正が好感されるなど、決算発表を評価した個別物色も活発。さらに、テーマ株の循環物色なども継続しており、日経平均は反落ながらも、相場のムードは悪くない。
明日は改めてギリシャ総選挙の結果を受けた欧米市場の動向に振らされることになろうが、アク抜け的な動きをみせてくるようだと、大発会で付けた今年の高値を捉えてくる可能性はありそうだ。とはいえ、翌27日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が予定されている。前回公表の声明では、今後入手する情報が、雇用とインフレ率の目標に向けた進展について、予測よりも早いと思われる場合は、政策金利の目標誘導レンジの引き上げを早める可能性が示されていた。利上げ時期が早まる可能性は低いとみられてはいるものの、声明文の解釈次第で波乱要因にもなりそうである。結局の処は、こう着感の強い相場展開が続きそうだ。決算を手掛かりとした個別へのシフトが強まろう。《KO》
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