概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続伸、欧州中央銀行(ECB)の資産買い入れプログラムの拡大で

2015年1月23日 10:21

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記事提供元:フィスコ


*10:22JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続伸、欧州中央銀行(ECB)の資産買い入れプログラムの拡大で
【ブラジル】ボベスパ指数 49442.62 +0.44%
22日のブラジル株式市場は続伸。主要指標のボベスパ指数は前日比218.54ポイント高(+0.44%)の49442.62で取引を終えた。49227.04から一時50281.33まで上昇した。指数構成銘柄での値上がりは31、値下がりは36、変わらず1であった。

欧州中央銀行(ECB)が、資産買い入れプログラムを拡大し、月600億ユーロの買い入れを2015年3月から2016年9月末まで実施することを決定。市場予想の上限と評される緩和内容だったことから、ブラジル株の買い意欲も強まった。ただ、米原油WTI先物価格が、米国内の在庫大幅増を受けて下落しており、ボベスパ指数の重しになったとみられる。

【ロシア】MICEX指数 1666.56 +2.99%
22日のロシア株式市場は続伸。主要指標のMICEX指数は前日比48.39ポイント高(+2.99%)の1666.56で取引を終了した。1618.54から一時1676.37まで上昇した。

この日、欧州中央銀行(ECB)が、資産買い入れプログラムを拡大し、月600億ユーロの買い入れを2015年3月から2016年9月末まで実施することを決定。市場予想の上限と評される緩和内容だったことから、ロシア株の買い意欲が強まった。また、ブレント原油先物価格が50ドル絡みで推移していたことも、株高につながった。

【インド】S&PムンバイSENSEX指数 29006.02 (+0.41%)
22日のインドSENSEX指数は6営業日続伸。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比117.16ポイント高(+0.41%)の29006.02、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同31.90ポイント高(+0.37%)の8761.40で取引を終えた。

後半に上げ幅を縮小させる場面もあったが、終盤に買い戻された。前日の欧米市場が堅調だったことに加え、欧州中央銀行(ECB)が22日の理事会で、量的緩和(QE)に踏み切るとの観測が引き続き好感された。なお、ECBは3月から来年9月まで、月額600億ユーロ(約8兆円)の規模で国債などを買い取る方針を示した。これは市場予想(月額500億ユーロ)をやや上回る。

【中国本土】上海総合指数 3343.34 +0.59%
22日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比19.73ポイント高(+0.59%)の3343.34ポイントと3日続伸した。

戻り売りをこなし買われる流れ。指数は前日に大幅続伸していたため、朝方はいったん利益を確定する売りに押されたものの、中盤からプラスに転じた。中国人民銀行(中央銀行)の資金供給スタンスが支え。人民銀行は22日、定例の公開市場操作(原則として火曜と木曜)で、7日後の売却条件付き債券購入(リバースレポ)により500億人民元を供給した。リバースレポの実施は約1年ぶり。《FA》

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