西武、プリンスホテル赤坂跡地の新ホテル名称を「ザ・プリンスギャラリー」に

2015年1月14日 14:50

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「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の全景(西武ホールディングスの発表資料より)

「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の全景(西武ホールディングスの発表資料より)[写真拡大]

  • 「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」のオフィス・ホテル棟オフィスエントランス(西武ホールディングスの発表資料より)
  • 「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」の商業エントランス(西武ホールディングスの発表資料より)

 西武ホールディングスは13日、同社の子会社であるプリンスホテルが、「東京ガーデンテラス(グランドプリンスホテル赤坂跡地開発計画)」内にオープンを予定しているホテルの名称を「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」に決定したと発表した。

 新ホテルは、プリンスホテルの既存ブランド「ザ・プリンス」「グランドプリンスホテル」「プリンスホテル」のいずれにも属さず、プリンスホテルの最上級ホテルとして位置付けられる。

 新ホテルは、ホテルのほかにオフィス・商業施設からなる複合ビルの30階から36階に位置し、高層から広がる眺望と内装が一体感を生むデザインで、美術館にいるような雰囲気や高揚感が味わえ、これまでのプリンスホテルにはない新しい魅力と感動が提供されるという。

 また、ホテル事業で培ってきたもてなしのサービスに加え、ITを活用して宿泊客の一人ひとりの要望に対応するきめ細やかで上質なサービスを行なうとしている。客室数は250室で、レストラン・バー、スパ&フィットネス、プールなどの設備を有する。開業は、2016年の夏頃に予定され、ホテル機能の詳細などについては後日あらためて発表される予定。

 なお、同グループは、東京ガーデンテラスにおいて、オフィス、ホテル、商業施設からなる「オフィス・ホテル棟」と賃貸住宅である「住宅棟」の2棟を建設する複合開発事業を推進する。そして、特に「環境」「防災」「設備スペック」の充実をはかり、快適な空間を提供し、機能性と独自性のある複合施設の運営を目指している。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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