キリンホールHD、取締役の人事異動 新社長に磯崎氏

2014年12月22日 18:29

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 キリンホールディングスは22日、代表取締役及び役員の人事異動を発表した。同社の新社長には磯崎功典氏(61歳、現・キリン代表、キリンビール代表)が就く。キリンHDの社長就任後は、キリン代表は兼務する。

 就任日は2015年3月開催の株主総会、取締役会を経て、正式に決定する。

 今回の人事異動の目的は、2012年より同社が推進している長期経営構想、「キリン・グループビジョン・2021」の達成に向けたものだという。グループ全体を統括するキリンホールディングスと、国内の酒類・飲料事業を統括するキリンを一体となって運営することで、さらなる成果創出を狙う。また、グループ全体および、日本綜合飲料事業の変革を進めるため、新たな執行体制の導入を含むグループ体制の変更も行うとしている。

 なお、キリンHDの現・代表、三宅占二社長(66)は、取締役会長に就任し、キリンビール代表には、2015年1月1日付でキリンビールマーケティング社長の布施孝之氏(54)が就任する。(記事:町田光・記事一覧を見る

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