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後場に注目すべき3つのポイント~リスク回避先行、内需系への資金逃避を意識
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~リスク回避先行、内需系への資金逃避を意識
11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・改めて日銀ETF買入れ期待、IPO好スタートで余力生まれる
・ドル・円は117円96銭付近、東京株式市場に連れて下げ渋る展開に
・外部環境への警戒感は根強い、内需系への資金シフトを引き続き意識
■改めて日銀ETF買入れ期待、IPO好スタートで余力生まれる
日経平均は3日続落。164.97円安の17247.61円(出来高概算12億3000万株)で前場の取引を終えた。世界的な景気減速懸念の高まりを背景とした米株安や円安一服の流れを受け、幅広い銘柄に売りが先行した。リスク回避的な流れのなか、断続的な売りの影響から、一時17043.63円と17000円割れ寸前まで下げ幅を広げる局面もみられた。
ただし、心理的な支持線として意識される水準までの調整により、その後はじりじりと下げ幅を縮めている。連日の大幅な下げにより、改めて日銀によるETF買入れへの期待感が高まっている面もある。また、4社の新規上場となるなか、いずれも買い気配で値付かずの好スタートとなったことも安心感となり、中小型株の一角には見直しの動きもみられてきている。セクターでは空運のみがプラス。一方で、証券、鉄鋼、鉱業、金属、ガラス、海運などが軟調。
日経平均は節目の17000円処までの調整を経て、下げ幅を縮めてきている。トヨタ自<7203>など相場をけん引してきた銘柄についても、売り先行後は下げ幅を縮める動きに。日経平均は節目の17000円、個別では25日線など一巡感が意識される水準まで一気に下げたことで、仕切り直しのタイミングにもなりやすい。
また、本日新規上場となったGMOTECH<6026>、ビーロット<3452>、スノーピーク<7816>、弁護士ドットコ<6027>の4社がいずれも買い気配で値付かずとなり、投資家心理への安心感につながっている。好パフォーマンスが続くようだと、換金売りと外部環境の悪化影響から調整が強まっていた銘柄への物色にも、余裕が生まれそうである。
■ドル・円は117円96銭付近、東京株式市場に連れて下げ渋る展開に
ドル・円は117円96銭付近で推移。ドル・円は、リスク回避の円買いで117円45銭まで続落した後、東京株式市場が安値圏から反発したことで、下げ渋る展開となった。ユーロ・ドルは、1.2444ドルから1.2495ドルで推移。ウクライナ情勢への警戒感、欧州中央銀行(ECB)による追加緩和観測から上げ渋る展開。ユーロ・円は、146円51銭から147円26銭まで堅調推移。
12時21分時点のドル・円は117円96銭、ユーロ・円は146円95銭、ポンド・円は185円39銭、豪ドル・円は98円30銭付近で推移している。
■後場のチェック銘柄
・世界的な景気減速懸念でリスク回避先行、日経平均は一時300円超の下落
・本日新規上場の4社が買い気配になっていることは安心感
・外部環境への警戒感は根強い、内需系への資金逃避を引き続き意識
☆後場の注目スケジュール☆
<海外>
16:00 独・11月消費者物価指数改定値(前年比予想:+0.6%)《KO》
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