概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続落、中国、欧州、米国での株安が売り圧力

2014年12月10日 10:01

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:01JST 概況からBRICsを知ろう~ロシア株式市場は続落、中国、欧州、米国での株安が売り圧力
【ブラジル】ボベスパ指数 50193.47 -0.16%
9日のブラジル株式市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比80.60ポイント安(-0.16%)の50193.47で取引を終えた。50260.12から一時49395.62まで下落した。指数構成銘柄での値上がりは26、値下がりは43、変わらず1であった。

中国の輸入の落ち込みを受けて、商品への需要が低迷するとの懸念から前日に売られた流れが継続した。また、この日は中国、欧州、米国での株安も売り圧力になった。ただ、通貨レアルの下落傾向は変わらず、一部の輸出関連株が上昇しており、ボベスパ指数の下落をある程度抑制した可能性がある。

【ロシア】MICEX指数 1475.22 -0.41%
9日のロシア株式市場は続落。主要指標のMICEX指数は前日比6.05ポイント安(-0.41%)の1475.22で取引を終了した。1459.82まで下落した後、1490.18まで上昇したが、上げ渋った。指数構成銘柄での値上がりは16、値下がりは33、変わらず1であった。

中国、欧州、米国での株安が売り圧力となったほか、取引時間中のブレント原油が前日終値を挟んでいったり来たりする動きだったことも、相場の重しとなった。一方、この日も通貨ルーブルの下落基調が続いていたが、輸出関連企業の株高につながり、MICEX指数の下支えとなった面がある。

【インド】SENSEX指数 27797.01 -1.15%
9日のインドSENSEX指数は3日続落。ムンバイ証券取引所の主要30社株価指数SENSEXは前日比322.39ポイント安(-1.15%)の27797.01、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同97.55ポイント安(-1.16%)の8340.70で取引を終えた。

買いが先行した後はじりじりと下げ幅を拡大させた。経常赤字の拡大が圧迫材料。統計局は8日の取引終了後、7-9月期の経常赤字が前期の78億米ドルから101億米ドルに拡大したと発表した。市場予想は94億米ドルだった。期間内での金輸入が急増したことや、輸出の伸び鈍化が経常赤字を拡大させたと説明された。期間内の貿易赤字は前年同期の333億米ドルから386億米ドルに拡大した。

【中国本土】上海総合指数 2856.27 -5.43%
9日の上海総合指数は大幅下落。主要指標の上海総合指数は、前日比163.99ポイント安(-5.43%)の2856.27ポイントと6日ぶりに急反落した。

高値圏で乱高下する展開。上海総合指数は朝安後に上昇し、前日比で2%高程度で推移していたが、午後の途中に一時3%超と一気に下げた。その後、戻りを試したが再び売りが強まり、結局5%超の下落を記録している。中国の政策期待は根強いものの、高値警戒感が重しになっている。上海総合指数は昨日に5日続伸し、約3年7カ月ぶりに節目の3000ポイントを回復するなど、利食い売り圧力が強まった。相場の上昇がハイペースのため、一部のアナリストが過熱感を指摘しはじめている。《FA》

関連記事