前場に注目すべき3つのポイント~次世代電池関連にテーマ物色が向かう可能性

2014年12月9日 08:19

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST 前場に注目すべき3つのポイント~次世代電池関連にテーマ物色が向かう可能性

9日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:想定内のギャップダウン、短期的に材料株にシフト
■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の売り越し
■前場の注目材料:円安一服で主力株は利食い優勢か、次世代電池関連にテーマ物色が向かう可能性

■想定内のギャップダウン、短期的に材料株にシフト

☆日経225想定レンジ:上限17870円-下限17670円

9日の東京市場は売り優勢の展開になろう。8日の米国市場では、日本と中国の軟調な経済指標が市場心理の重しとなった欧州株安の流れを受けて、NYダウは100ドルを超える下落となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比225円安の17745円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に売りが先行することになりそうだ。足元で相場をけん引していた主力の輸出関連などへは、利食いの流れが強まりやすいだろう。

もっとも、日経平均は8日の寄り付き段階で節目の18000円に乗せており、目先的な達成感は意識されていた。過熱警戒感等を指摘する向きも増えていたこともあり、ギャップダウンによる下げも想定内と考えられる。売り一巡後の押し目買いのタイミングを探ることになるだろう。また、調整局面では日銀によるETF買入れも観測されているため、下値の堅さは意識されることになる。

物色の流れは短期的に主力処から材料系の銘柄へシフトしやすいと考えられる。リチウムイオン電池より安全な「全固体電池」と呼ぶ次世代電池の研究成果が相次いでいると報じられるなか、マグネシウムイオン電池、ナトリウムイオン電池といった電池関連の一角には短期的な値幅取り狙いの資金が向かいそうだ。そのほか、米マイクロソフトが1万~2万円台の低価格タブレット市場に本格参入すると報じられている。タッチパネル関連などへの手掛かり材料になろう。

■外資系証券の注文動向:差し引き10万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り940万株、買い930万株、差し引き10万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

12月2日(火):540万株の買い越し
12月3日(水):1130万株の買い越し
12月4日(木):560万株の買い越し
12月5日(金):670万株の買い越し
12月8日(月):490万株の買い越し

■前場の注目材料

・政府、2016年からNISA投資枠を120万円に拡充する方針
・ホンダ<7267>、エアバッグ問題で調査リコール全世界に拡大へ
・円安一服で主力株は利食い優勢か、次世代電池関連にテーマ物色が向かう可能性

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

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