小惑星探査機「はやぶさ2」、打ち上げに成功 6年間52億キロの“宇宙の旅”へ

2014年12月4日 11:59

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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、種子島宇宙センターから、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケット26号機(H-IIA・F26)を打ち上げた。(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、種子島宇宙センターから、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケット26号機(H-IIA・F26)を打ち上げた。(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)[写真拡大]

  • 「はやぶさ2」打上げ後の「はやぶさ2」運用管制の様子。(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日、種子島宇宙センターから、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケット26号機(H-IIA・F26)を打ち上げた。(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 「はやぶさ2」/ H-IIAロケット26号機 SRB-A分離。(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 「はやぶさ2」/ H-IIAロケット26号機1/2段分離時の様子。(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)
  • 「はやぶさ2」分離時の写真。(C) 宇宙航空研究開発機構(JAXA)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は3日13時22分04秒(日本標準時)、種子島宇宙センターから、小惑星探査機「はやぶさ2」を搭載したH-IIAロケット26号機(H-IIA・F26)を予定通り打ち上げ、1時間47分21秒後に「はやぶさ2」を正常に分離した事を確認した。

 度重なる天候不順により延期が続いていたが、今回、ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、気温16.3℃。打ち上げの様子はインターネット・CATV配信および全国70ヵ所を超えるパブリックビューイングに中継された。

 この後「はやぶさ2」は、太陽電池パネルの展開、太陽補足制御などのシーケンスを経て所定の軌道に入り、6年間に及ぶ“宇宙の旅”に乗り出すことになる。(記事:宮野 浩・記事一覧を見る

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