前場に注目すべき3つのポイント~日経平均はレンジ上限での攻防に

2014年11月11日 08:28

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記事提供元:フィスコ


*08:28JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均はレンジ上限での攻防に

11日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:日経平均はレンジ上限での攻防に
■外資系証券の注文動向:差し引き100万株の買い越し
■前場の注目材料:米マイクロンがDRAM増産、広島工場に1000億円投資と伝わる

■日経平均はレンジ上限での攻防に

☆日経225想定レンジ:上限17050円-下限16850円

11日の東京市場は反発が見込まれる。10日の米国市場は、主要企業の決算等が好感され、NYダウ、S&P500指数は最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の16920円、円相場は1ドル114円80銭辺りと円安に振れて推移している。この流れを受けて、幅広い銘柄に買いが先行することになりそうだ。

10日の日経平均は反落となり、このところのレンジ(16700-17100円)下限である16700円処でのこう着をみせていた。円相場については1ドル113円台に迫る局面もみられ、輸出関連などが利食いに押されていた。再び円安に振れていることもあり、輸出関連の反発期待などから、日経平均はレンジ上限を窺う展開が期待されそうだ。

また、調整局面においては日銀のETF買入れが下支えとして期待されているが、昨日の下落局面において前回の11月5日と同様、ETFを380億円買い入れている。前場のTOPIX終値をみて買いを入れるか判断しているようであるが、以前であれば1.0%を超える下落局面だったが、5日と今回は小幅な調整でも買ってきており、相当下支え要因として意識される。

決算発表が本格化するなか、決算と合わせて自社株取得などの発表も相次いでいる。決算内容については、上昇局面にあった銘柄については、好決算ながらも、好材料出尽くしに向かいやすい。流れとしては、結果は想定内としても低迷していた銘柄のアク抜け狙いが有効か。また、自社株取得や分割など、個別対応での日替わり物色が続きそうだ。

そのほか、やはり、柱となる銘柄がけん引してこないと、先高期待は強まりづらいと考えられる。昨日はミクシィ<2121>の下げが個人のセンチメントを冷ました格好とみられ、同社の切り返しのほか、指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>辺りの反発に期待したいところでもある。

■外資系証券の注文動向:差し引き100万株の買い越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1790万株、買い1890万株、差し引き100万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

11月4日(火):2090万株の買い越し
11月5日(水):1590万株の買い越し
11月6日(木):1600万株の買い越し
11月7日(金):1980万株の買い越し
11月10日(月):800万株の買い越し

■前場の注目材料

・早期衆院解散論広がり、政策停滞への懸念
・米マイクロンがDRAM増産、広島工場に1000億円投資と伝わる
・金融安定理事会(FSB)、巨大銀行向け資本規制16~20%で提案

☆前場のイベントスケジュール

<国内>

08:30 閣議後、閣僚会見予定
08:50 9月経常収支(予想:+5377億円、8月:+2871億円)

<海外>

09:30 豪・7-9月期住宅価格指数(前年比予想:+8.85%、4-6月期:+10.1%)《KO》

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