注目銘柄ダイジェスト(前場):スズキ、日本写真印刷、バンダイナムコHDなど

2014年11月7日 11:32

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記事提供元:フィスコ


*11:32JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):スズキ、日本写真印刷、バンダイナムコHDなど

スズキ<7269>:3513円(前日比-213.5円)
大幅に3日続落。前日に上半期の決算を発表、ネガティブ材料と捉えられている。営業利益は905億円で前年同期比0.3%増益、従来予想の910億円をやや下振れて着地。通期予想は1880億円、前期比0.1%増を据え置いている。実績値は先の観測報道通りだが、7-9月期は2ケタの営業減益となっており、相対的な業績伸び悩みが意識される格好へ。野村では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、軽自動車の競争激化は当面続く見通しとも。

日本写真印刷<7915>:1638円(同-173円)
急落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は28.2億円と黒字転換、従来予想の7億円も大きく上回る状況となり、実績値は市場予想も10億円近く上回る格好となっている。また、通期予想は50億円から70億円に上方修正へ。ただ、通期の売上計画は下方修正、先行きの需要懸念を警戒視する動きが優勢に。いちよしではレーティングを「A」から「B」に格下げ、来期以降については、大手顧客からの需要減の可能性を反映して利益予想を引き下げている。

バンダイナムコHD<7832>:2587円(同-170円)
大幅続落。前日に上半期の好決算を発表している。営業利益は319億円で前年同期比21%増益、従来予想の250億円を大幅に上回る着地となった。妖怪ウォッチの売上が想定以上に拡大したことが上振れの主因に。ただ、通期予想も450億円から500億円に上方修正しているが、実質的に下半期は下方修正の格好にもなっており、保守的とはみられるものの、短期的には出尽くし感につながっているようだ。なお、通期の市場コンセンサスは570億円程度であったとみられる。

ディスコ<6146>:8190円(同+610円)
急伸。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は137億円で前年同期比40%増益、従来予想の120億円を上回っている。また、通期予想を従来の191億円から232億円に上方修正へ。上半期の上振れは単独業績の状況から想定線だが、通期計画はコンセンサスを上回る水準にまで上方修正している。また、7-9月期の受注高も313億円となり、会社計画270億円を上回っているようだ。第3四半期の受注見通しも想定を超過している。

ファーマF<2929>:1779円(同+300円)
ストップ高まで急伸。骨形成に関与する生理活性物質の単離・同定に成功し、特許出願を行ったと発表している。動物試験で骨成長促進作用が見出されたことから、新規骨形成ペプチド「リプロタイト」として新薬候補物質へと育成するという。製薬企業へのライセンスアウトによる総収益は将来的に250億円規模になるとの想定を示しており、大型新薬への期待から買いが膨らんでいる。《KO》

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