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【木村隆のマーケット&銘柄観察】シマノは自転車人気に乗り、今期業績は3回目の増額
シマノ <7309> の業績上伸がハイペースで進み、それに呼応して株価も高値圏で頑強な動きに終始している。今2014年12月期の足元の好調がクローズアップされているが、アナリスト筋は来期の大幅増益も想定している。相場上昇はロングランで進んでいく可能性が強い。
同社は自転車部品事業が主力。変速機などの駆動用部品、ブレーキなどの制動用部品およびその他の部品の製造・販売を行う業界のトップ企業。特に海外高級自転車に強みをもつ。製品の操作性や品質に対する評価は高く、ロードレース用やマウンテンバイク用などの高付加価値品から実用車まで、幅広い車種を手掛けている。
また、円建て取引を活用するなど、為替変動の影響を受けにくい事業モデルを築いている。釣具事業では、自転車部品の製造で培った加工技術などを生かし、リール、ロッド、フィッシングギアの製造・販売も手掛けており、釣具メーカーとしても大手の一角を占めている。
主力の欧州で暖冬による冬季以降の好調な販売が継続。日本では、消費増税後もスポーツタイプ自転車や中高級価格帯軽快車の販売は堅調を維持。また、中国市場におけるスポーツタイプ自転車は引き続き伸長しており、新興国市場においても堅調な伸びを示した、健康志向や環境保全意識の高まりといった追い風の中、自転車の人気がぐんとアップしている。
今12月期通期の連結業績見通しを4月と7月に続いて3回目の上方修正をした。営業利益は前期比46%増の610億円とした。海外市場が全体的に円安進行の追い風を受け、特に欧州および豪州市場の販売が順調に推移している。
アナリスト筋は今期さらに増額の可能性があるほか、来期も大幅続伸を想定している。レーティングの引き上げ、レーティングの最上位継続、目標価格引き上げの動きも相次いでおり、人気は更なる高まりが予想される。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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