日本株見通し:トヨタの動向が相場全体の先高感を意識させてくるか

2014年11月6日 08:14

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記事提供元:フィスコ


*08:14JST 日本株見通し:トヨタの動向が相場全体の先高感を意識させてくるか

6日の東京市場は引き続き底堅い相場展開が続くことになりそうだ。5日の米国市場では、中間選挙で共和党が上下院で過半数を掌握したことで、大企業に有利な規制緩和や税制の導入が進むとの見方から買いが先行。10月ADP雇用統計が予想を上回ったことも支援材料となっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円高の17070円、円相場は1ドル114円70銭辺りでの推移となるなか、買い先行の展開になろう。

その後は昨日同様、日経平均の17000円処での値固め的な動きを意識したい。5日の日経平均はソフトバンク<9984>の下方修正の影響もあり、16800円を割り込んで始まった。その後も前日比マイナス圏での推移が続いていたが、後場半ば辺りから切り返す展開をみせている。

買い方として注目されるのが日銀によるETF買入れ等となるが、5日には10月31日の追加緩和以降初めてとなるETFとREITを買い入れている。また金額については、ETFが前回までの147億円ペースから380億円に、REITは8億円ペースから12億円に増加している。過熱警戒感がくすぶる一方で、下げさせないという思惑も高まりやすく、調整局面での押し目買い意欲は一段と強まりそうである。

また、5日大引け後に決算を発表したトヨタ自<7203>は、15年3月期の業績予想を上方修正した。市場コンセンサスを下回る内容であり、織り込み済ではある。ただし、現在の需給状況からは、材料出尽くしという形でのショートポジションは禁物だろう。トヨタの動向が、相場の先高感を意識させてくるかが注目されよう。《FA》

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