青色LED開発で知られる中村修二氏、日亜化学との「仲直り」について述べる

2014年11月5日 06:44

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 青色LED開発で知られ、今年のノーベル物理学賞を受賞した中村修二・米カリフォルニア大サンタバーバラ校教授が、発明の対価を巡って裁判で争った日亜科学工業との「仲直り」したいという意思を表明したという(朝日新聞)。

 中村教授はノーベル賞や文化勲章を受賞したことについて、「日亜化学の貢献が非常に大きい。感謝している」と語ったといい、同社社長と面会したい意向も述べている。

 いっぽうの日亜側は、「感謝で十分」とのコメントを出している(CNN.co.jp)。ここでは、 「貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく研究に打ち込み、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようにお祈りする」とし、面会をやんわりと拒否している。

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