値動きの荒い相場展開がしばらく続きそう【クロージング】

2014年11月4日 16:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*16:48JST 値動きの荒い相場展開がしばらく続きそう【クロージング】

4日の日経平均は大幅に4日続伸となり、448.71円高の16862.47円(出来高概算52億株)で取引を終えた。連日の年初来高値を更新し、寄り付き直後には17127.66円まで上げ幅を拡大させていた。織り込み済みとはいえ、サプライズとなった日銀の追加緩和政策の、欧米市場での好反応を受けて買い優勢の展開に。ただし、こちらも想定内とみられているが、寄り付き直後に高値をつけており、その後は上げ幅を縮めている。出来高も大きく膨らむ中、形状としてはピーク形成が意識されやすいだろう。

もっとも、ギャップ・アップで大きく水準を変えてくる中では、先物のヘッジ等によっても大きく振れやすい需給状況である。決算発表が本格化しているほか、4日の米国市場では中間選挙が予定されている。週末には10月の雇用統計(7日:予想は、非農業部門雇用者数は+23.0万人、失業率は5.9%)などの重要イベントが相次ぐことも強弱感を対立させてくる。

ただし、中間選挙の結果にかかわらず、大統領任期サイクルといったアノマリーから、先高観は強い。さらに、今回の追加緩和とGPIF改革の連携により、相対的に出遅れている日本が今後相場をリードする展開なども期待されてくるだろう。値動きの荒い相場展開がしばらく続きそうだが、ここからは押し目を冷静に拾いたいところ。

ソフトバンク<9984>が大引け後に発表した決算を受けて、先物市場は急速に上げ幅を縮めていた。指数インパクトが大きいこともあり、短期的に売り仕掛けてくる動きがありそうだ。ソフトバンクに振らされそうだが、大陰線を見る限りでは、織り込まれているようにも映る。《KO》

関連記事