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欧米為替見通し:「黒田財務官の円売り持ちポジション(14兆円@113.80円)の手仕舞い?」
記事提供元:フィスコ
*16:08JST 欧米為替見通し:「黒田財務官の円売り持ちポジション(14兆円@113.80円)の手仕舞い?」
本日3日の欧米市場のドル・円は、米国10月のISM製造業景況指数を見極める展開となる。
ドル・円のテクニカル分析では、中期的には、2012年2月の「斜行三角形」の完成により、目標値124円14銭(斜行三角形の起点、安倍第一次政権の高値)が点灯している。
10月31日、日本銀行が追加緩和(30兆円)を打ち出し、年金積立金管理運用独立行政法人が外貨建て資産への投資を従来の23%から40%へ拡大する方針を打ち出し、5兆円規模の景気対策が打ち出されるという「トリプル・バズーカ砲」が発射された。
安倍トレード(日本株買い・円売り)第1幕は、2012年11月に、ドル・円80円、日経平均株価8000円で幕が開けたが、安倍トレード第2幕は、2014年11月に、ドル・円112円付近、日経平均株価17000円付近を発射台にして開幕することになる。
しかしながら、株高・円安が急速に進んだ場合、年金による株買い、外貨買い・円売りの価格が高くなることで、リスク要因として、日本銀行による円買い介入を想定しておきたい。
財務省が保有している外貨準備の持ち値は、111円60銭付近と算出され、ドル・円が持ち値を上回ってきたことで、スムージング・オペとしての円買い介入で外貨準備を減らす可能性に要注意となる。
黒田日銀総裁は財務官時代に約14兆円規模の円売り介入を行ったが、持ち値(113円80銭)に近づいたことで、塩漬けポジションの手仕舞いの誘惑にかられるのかもしれない。
日銀の追加緩和30兆円の国債購入は、年金からの国債売り30兆円に附合している。《MY》
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