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物色は業績やレーティングといった個別材料が中心/ランチタイムコメント
*12:14JST 物色は業績やレーティングといった個別材料が中心
日経平均は大幅に続落。221.32円安の15079.23円(出来高概算14億株)で前場の取引を終えた。13日の米国市場では、NYダウ、ナスダックともに大幅な下げとなり、S&P500指数は200日線を割り込んだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比505円安の14835円となるなか、幅広い銘柄に売りが先行。寄り付き直後には一時14939.99円と、ザラバベースでは8月11日以来、約2ヶ月ぶりに節目の15000円を割り込む局面をみせている。
売り一巡後は円相場が若干円安に振れているほか、GPIF改革に関する一部報道などもあり、やや下げ渋りをみせている。セクターでは33業種全てが下げており、空運の下落率が3%を超えているほか、海運、証券、精密機器、輸送用機器、その他金融の下落率は2%を超えている。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の8割を占めている。
米国株の急落要因の一つとされた国内エボラ感染に関する報道で、検査対象となった5人は深刻な感染病の基準を満たさなかったもようと報じられている。これが一先ず安心感につながっており、シカゴ先物ほど下げずにいる。また、塩崎厚労相は14日の記者会見で、15日午後に開かれる社会保障審議会の年金部会に出席する考えを示したと報じられている。GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)改革への思惑なども下げ渋りの要因になっているようである。
物色は業績やレーティングといった個別材料が中心であり、全体としての方向性は掴みづらい。FFRI<3692>、グリー<3632>といった個人主体による売買が中心のようだ。ファナック<6954>が変わらず水準まで下げ幅を縮めており、この辺りがプラスに転じてくるようだと、先物のショートカバーからインデックスに絡んだ商いで下げ幅を縮めてくることは可能か。(村瀬智一)《FA》
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