デリカフーズ コメの機能性研究について学会発表、国産玄米の炊飯米水溶性成分に亜鉛、マグネシウムが多く含まれる

2014年10月10日 13:24

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記事提供元:フィスコ


*13:24JST デリカフーズ---コメの機能性研究について学会発表、国産玄米の炊飯米水溶性成分に亜鉛、マグネシウムが多く含まれる
デリカフーズ<3392>は1日、コメの機能性研究について学会発表を行ったと発表。同社グループはこれまで、農産物の機能性研究を行ってきたが、今回、京都工芸繊維大学田嶋研究室との共同研究成果として、中村学園大学(福岡県)にて開催された「第61回 日本食品科学工学会」にて発表している。

発表タイトルは「HPLC-ESR 法による炊飯米の水溶性成分のO2-・消去活性評価」。青果物などの食品の混合成分の抗酸化活性を分析するために、京都工芸繊維大学田嶋研究室は、HPLCカラムの溶出成分のスーパーオキシドラジカル(O2-・)消去活性をオンライン分析するHPLC-ESRシステムを構築。この装置を用いて、複数の国内および外国産のコメ(炊飯米)の水溶性成分のO2-・消去活性を分析した。また、炊飯米の水溶性成分に含まれる抗酸化物質やミネラルについても分析している。

HPLC-ESRの結果より、低分子量有機物が炊飯米の持つ抗酸化活性に大きく寄与していることが分かった。成分を帰属するために、NMRを測定した結果、ニコチン酸誘導体やチロシンなどの芳香族化合物が含まれることも明らかになった。併せて、ESRにて測定したところ、Mn(II)イオンの信号が観測され、抗酸化活性を持つ事が分かった。また、ミネラルについての測定では、外国産と比べて、国産の玄米の炊飯米水溶性成分に亜鉛、マグネシウムが多く含まれている事が明らかになった。《TM》

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