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日経平均は続落、前場は堅調も後場マイナスに転じる
記事提供元:フィスコ
*15:35JST 日経平均は続落、前場は堅調も後場マイナスに転じる
日経平均は続落。8日の米国市場が早期利上げ懸念の後退で大幅高となった流れを受け、寄り付き直後に日経平均は一時15732.32円まで上昇する場面が見られた。後場に入りファーストリテ<9983>やソフトバンク<9984>が失速すると日経平均はマイナスに転じ、徐々に下げ幅を拡大した。リクルートHD<6098>上場に伴う換金売りも出たようだ。
大引けの日経平均は前日比117.05円安の15478.93円となった。東証1部の売買高は22億7056万株、売買代金は2兆1112億円だった。業種別では、建設業、金属製品、電気機器が下落率上位となった。一方、上昇した業種は前日同様、水産・農林業の1業種のみとなった。
個別では、前場上昇していたファナック<6954>、ソフトバンク<9984>など指数寄与度の大きい銘柄が後場は下げに転じ、日経平均を押し下げた。その他では、富士フイルム<4901>やアイフル<8515>の下落が目立っている。一方、ファーストリテ<9983>は上げ幅を縮小しつつも1.5%の上昇で取引を終えた。取引終了後の決算発表を控え、期待先行で株価は上昇した。また、NTT<9432>や住友不<8830>も堅調。なお、本日東証1部に上場したすかいらーく<3197>は公募価格と同値となる1200円の初値を付けたが、徐々に水準を切り下げ、1143円で取引を終えた。《FA》
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