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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は214円安、世界景気に対する不透明感で売り先行
*09:45JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は214円安、世界景気に対する不透明感で売り先行
【日経平均は214円安、世界景気に対する不透明感で売り先行】
9時44分現在の日経平均株価は、15569.71円(前日比-214.12円)で推移。日経平均は大幅続落で始まった。世界景気に対する不透明感から海外市場が大きく下げたことから、幅広い銘柄に売りが先行している。大阪225先物はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から15600円を割り込んでのスタートに。また、円相場は一時108円台を割り込むなど、円高に振れていることも嫌気売りにつながっている。
セクターでは33業種全てが下落しており、鉱業、機械、輸送用機器、証券は2%を超える下落。一方、水産・農林が小幅な下げにとどまっている。規模別指数では大型、中型、小型株指数ともに2ケタの下げ。売買代金上位では、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>、マツダ<7261>、メガバンク、ミクシィ<2121>、ファーストリテ<9983>などが軟調。一方で、トレックスセミ<6616>が堅調。
また、2014年のノーベル物理学賞に、青色発光ダイオードの発明に貢献のあった名城大学終身教授の赤崎勇氏、名古屋大学大学院教授の天野浩氏、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授の中村修二氏の日本人3氏に贈ると発表。これを受けて、豊田合成<7282>が買い気配から始まるなど、LED関連の一角に関心が集まっている。
【ドル・円は108円23銭付近、国内勢などがドル買い】
ドル・円は108円23銭付近で推移。顧客筋や国内勢のドル買いが観測されており、ドル・円は堅調に推移。107円80銭付近には短期筋のドル買いオーダーが残されているようだ。国内勢のドル買いについては、業態ははっきりしていないとの声が聞かれている。機関投資家によるドル買いとの見方もあるが、108円以下でのドル買い興味は後退していないようだ。
9時44分時点のドル・円は108円23銭、ユーロ・円は136円93銭、ポンド・円は173円95銭、豪ドル・円は95円33銭付近で推移している。《KO》
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