いったんは押し目を狙いたい水準/東京株オープニングコメント

2014年10月2日 08:15

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記事提供元:フィスコ


*08:19JST いったんは押し目を狙いたい水準
 2日の東京市場は、やや波乱含みの相場展開になりそうだ。1日の米国市場では、NYダウが200ドルを超す大幅な下げとなった。9月ISM製造業景況指数が下振れたほか、ドイツの9月製造業PMIが予想外に50を割り込んだことなどが嫌気されたようだ。香港の民主派によるデモ拡大、米国内でのエボラ患者確認の報道なども重しとなったとみられる。この流れを受けて、シカゴ日経225先物清算値は大阪比240円安の15870円となり、これにサヤ寄せする格好から、幅広い銘柄に売りが先行することになる。

 シカゴ先物にサヤ寄せすると、支持線として意識される25日線辺りまで一気に下げることになる。地合いが良好であれば押し目拾いのタイミングとして意識されやすいだろう。ただ、前日の商いをみると、円相場が6年1ヶ月ぶりに一時1ドル110円台に乗せるなか、自動車やハイテクなど外需セクターは軒並み利益確定の流れが強まり、一方で内需系に資金がシフトしていた。引けにかけて急速に値を消す銘柄も多くみられており、値ごろ感からの買いも入りづらい状況か。

 とは言え、前日の段階である程度の利益確定が進んでいるなか、日経平均の16000円割れ、25日線までの調整で、いったんは押し目を狙いたい水準である。市場のムードは週末の米雇用統計の結果を見極めたいとする流れになりそうだが、政策期待が高まりやすいなか、関連する材料株などへは短期筋の資金が集中しやすいとみられる。

 ギャップ・ダウン後にいったんはリバウンドをみせ、その後先物主導で売り仕掛けてくる流れがコンセンサスか。売り仕掛けの中での押し目拾いを意識しておきたい。また、テーマ物色としては、カジノ関連のほか、昨日の反応は限られていたが、改めてエボラ関連なども注目。そのほか、ゼンショーHD<7550>による「すき屋」の深夜営業休止や、コロワイド<7616>による「かっぱ寿司」買収など、外食産業の再編機運などの思惑も材料視されそうだ。《FA》

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