関連記事
科学者は「有能だが信用できない」と見られている?
記事提供元:スラド
eggy 曰く、 PNASに掲載されているプリンストン大学の研究報告書によれば、科学者が世間に自分の研究を認めてもらいたければ、「思いやりのある」人間であるように見えたほうが良いとのこと(Slashdot、Woodrow Wilson School公式サイト)。
アメリカ人は科学者を有能であると見なしているものの、完全には信用しきれないと考えているようだ。オンライン調査の結果、「科学者は思いやりに欠け、友好的ではない」と見られているいることが分かったという。特に、研究助成金を得ようとしている研究者に対しては用心深くなり、説得力のある課題を押し進めようとする科学者を信用できないと考えるようだ。
研究を率いたSusan Fiske氏は、科学者は「世間から尊敬はされているものの、信用されているとは限らない。しかし、人類や環境に対して関心を示すことで、このギャップを埋めることができる」としている。世間を説得しようとする前に、議論や教育、情報の共有といったことを通じて研究の目的を理解してもらうべきとのこと。
スラッシュドットのコメントを読む | サイエンスセクション | サイエンス
関連ストーリー:
地球の気候変動に対し懐疑的なスウェーデンの農家 2014年07月03日
科学とは「信じること」なのか? 2011年04月10日
IQの高い人ほど宗教心や浮気心が弱く、リベラル志向が強くなる? 2010年03月08日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク

