日本株見通し:先高感の強い状況、アベノミクス第2章のスタートライン

2014年9月22日 07:59

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記事提供元:フィスコ


*07:59JST 日本株見通し:先高感の強い状況、アベノミクス第2章のスタートライン

22日の東京市場は、利食い優勢ながらも底堅い展開になりそうだ。19日の米国市場は、スコットランド独立否決を好感する一方で、半導体関連などには換金売りとみられる売買から高安まちまちだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の16210円であり、先週の大幅上昇の反動も意識されやすく、利食い先行となろう。

また、足元の動きは急ピッチの円安を背景にショートカバーを急いだ格好とみられ、今後は改めて方向感を探る展開になりそうだ。もっとも、足元の好需給関係のなか、日経平均の昨年12月高値とのダブル・トップ形成を警戒する必要はなさそうであり、押し目買い意欲が相当強いとみておきたい。

秋分の日の祝日(23日)を挟むため、出来高は膨らみづらいところである。ただ、今後本格化する第2四半期決算を前に、業績上振れ期待が高まりやすいだろう。また、25日は中間配当取り最終日となるが、先高期待の高い状況から翌26日には権利落ち分を即日吸収するとの見方が強まる可能性がありそうだ。NISA資金なども権利取り狙いに動く可能性があるなか、週初からリスク志向の物色が強まり、日経平均は意外高となる可能性も考えられる。

今後についても、アリババ上場後の動向次第では、ソフトバンク<9984>への物色が強まり、これが個人の資金回転を活発化させる流れとなり、新興市場の中小型株への波及につながる。また、アップルの「iPhone6」の好調が伝えられるなか、販売台数への関心が集まるほか、今後中国で販売される可能性もあるため、電子部品など関連企業への追い風になろう。

翌週29日に召集する方針の臨時国会の会期は、11月30日までの63日間になるもようである。日経平均は昨年12月高値を突破し、アベノミクス第2章のスタートラインに立っており、改めて政策期待が高まりやすいだろう。《TN》

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