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英ポンド週間見通し:スコットランド独立の住民投票が取引材料
記事提供元:フィスコ
*15:33JST 英ポンド週間見通し:スコットランド独立の住民投票が取引材料
■ポンド強含み、スコットランド独立の反対派優勢で
先週のポンド・円は、スコットランド独立を問う住民投票の世論調査で反対派が優勢となったこと、カーニー英中銀総裁が2015年春までの早期利上げを示唆したことで、169円35銭から174円67銭まで上昇した。黒田日銀総裁が「物価目標達成困難なら躊躇無く追加緩和を行う」と述べたことも円売り要因となった。取引レンジは169円35銭-174円67銭。
■スコットランド独立の住民投票に要注目
今週のポンド・円は、18日に予定されているスコットランド独立の住民投票、英国の8月のインフレ率、失業率、小売売上高に注目する展開となる。独立賛成となればポンドは急落、反対となればポンド反発となる。なお、ウクライナ停戦の可能性が高まった場合、ロシアのオリガルヒ(新興財閥)による英国からの資金引き揚げ懸念が後退することで、ポンド買い要因となる。
○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・16日:8月消費者物価指数
・17日:8月失業率
・18日:8月小売売上高
予想レンジ: 172円00銭-177円00銭《TN》
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