日経平均は節目の16000円が射程に、連休控え先回りも/後場の投資戦略

2014年9月12日 12:12

印刷

記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;15970.50;+61.30TOPIX;1314.67;+3.43

[後場の投資戦略]

 為替市場では円安基調が続く中、トヨタ自<7203>など自動車株が綺麗な反応をみせている。ソフトバンク<9984>の強い値動きもあって、日経平均は節目の16000円が射程に入っている。3連休を控えていることから積極的な上値追いは限られようが、先高期待が強まるなか、先回り的な買いも意識されやすいところか。
 来週は米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて動きづらいところではあるが、一方で日銀の黒田総裁の講演を控えており、為替の円安の流れが続くとの見方などが、輸出関連への業績期待につながり、日経平均を押し上げる展開にもなりそうである。(村瀬智一)《FA》

関連記事