そろそろカジノ法案辺りの報道が出てきそうなタイミングか【クロージング】

2014年8月26日 16:50

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記事提供元:フィスコ


*16:50JST そろそろカジノ法案辺りの報道が出てきそうなタイミングか【クロージング】

26日の日経平均は反落となり、92.03円安の15521.22円(出来高概算18億2000万株)で取引を終えた。ドラギECB総裁の発言を受けた追加緩和期待で、25日の欧米市場が堅調推移となった流れが安心感につながる一方、シカゴ先物が反応薄の状況、円相場が若干円高に振れて推移するなか、やや利食い先行で始まった。指数インパクトの大きいソフトバンク<9984>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>などが小安く始まっており、日経平均の重しとなっていた。

その後はこう着感の強い相場展開が続く中、次第に利益確定の流れから下げに転じる銘柄なども増え、日経平均はじりじりと下げ幅を広げている。ロシアのプーチン大統領とウクライナのポロシェンコ大統領、それにEUの代表らの首脳会談を控えていることもあり、商いを手控える流れもあったとみられる。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の6割を占めていた。

その中で強い動きをみせたのが、建設セクターだった。JR東海<9022>は26日午後、2027年に品川-名古屋間の開業を目指すリニア中央新幹線について、全国新幹線鉄道整備法に基づく工事実施計画の認可を太田国交相に申請すると報じられたことが要因。鉄建<1815>が年初来高値を更新するなど、幅広い建設株に値幅取り狙いの資金が集中していた。

9月の内閣改造を控えるなか、成長戦略に関連する報道が相次いでおり、目新しい材料ではないものの、関連するテーマ銘柄への物色に向かわせている。介護・支援ロボット、水素ステーション、社会インフラ、待機児童、リニアなどへの循環的な物色に。そろそろカジノ法案に関する報道辺りが、出てきそうなタイミングであろう。

ただし、自民党の石破幹事長は、安保相辞退の意向を示し、幹事長続投希望を明言している。入閣辞退の報道を受けて、やや組閣後の波乱も意識しておく必要もありそう。そうなると、足元の政策関連の報道により、材料出尽くしとなる可能性もありそうか。《KO》

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