【株式評論家の視点】伊勢化学工業は押し目買い水準、ヨウ素販売は好調

2014年8月15日 09:14

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ヨウ素のトップシェアカンパニーの伊勢化学工業 <4107> (東2)は、8テクニカル的には、サポートラインとなっているボリンジャーバンドの-2σに接近しており、ここから下押す場面は買い妙味が膨らむ。

  同社の主な事業は、ヨウ素、金属化合物、天然ガスの3本柱で、製品を生産するだけでなく、リサイクルにも積極的に取り組んでいる。足元の業績は、今12月期売上高170億円(前期比6.9%増)、営業利益33億円(同3.1%減)、経常利益33億円(同4.1%減)、純利益20億円(同2.8%減)を見込んでいる。主力のヨウ素製品の販売は当初予想を上回り堅調に推移。金属化合物事業は出荷量が減少しているため、小幅減益予想だが、年間配当は18円(同1円増)と増配を予定している。

  株価は、1月24日につけた年初来の高値915円から3月20日に年初来の安値651円まで調整を挟んで6月24日高値739円と上昇。その後、もみ合いとなっているが、週足では13週移動平均線、月足では24カ月移動平均線がサポートしており、700円処を下値として固めた感がある。同社が手がけるニッケル、コバルトといった金属化合物は携帯電話などに内臓されているセラミック・コンデンサや、ハイブリッドカー向けのリチウムイオン電池などの原材料として需要の拡大が見込まれており、業績に貢献する見通し。今期予想PER9倍台・PBR0.85倍と割安感があり、配当利回り2.5%と利回り妙味がソコソコあり見直し余地は広がる。中長期で押し目買い妙味が膨らもう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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