(香港)HKMA総裁、株式市場へのホットマネー流入認める

2014年8月13日 09:20

印刷

記事提供元:フィスコ


*09:20JST (香港)HKMA総裁、株式市場へのホットマネー流入認める
香港の中央銀行に当たる香港金融管理局(HKMA)の陳徳霖(ノーマン・チャン)総裁は12日、ホットマネーが株式市場に流入していることを認めた。これまでは企業の配当やM&Aが香港ドル高につながっていると説明していたが、投機的な資金の流入を初めて認めた格好だ。資金流入の背景には、上海との相互取引開始への期待感や新興国市場の見通し改善があると説明している。

陳総裁は、最近の資金流入を2段階に分けることができると説明。第1段階の7月初めから中ごろまでは、配当の支払いや大型の買収案件など、実際の経済活動に関連するものだったとした。ただ、第2段階となる7月下旬から8月初めについては、株式市場に関するもので、投資家が香港株への関心を高めたとしている。

一方、欧米による経済制裁を回避するため、ロシアから資金が流入しているとの一部報道に対しては、仮に流入していたとしても「金額は大きくない」との認識を示した。メディアで指摘されたロシア企業について、それほど大きな額の現金を持っていないことが資料から分かると説明している。《NT》

関連記事