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7日の香港市場概況:続落、地政学リスクへの警戒感で2週間ぶり安値
*18:10JST 7日の香港市場概況:続落、地政学リスクへの警戒感で2週間ぶり安値
7日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続落となり、前日比196.57ポイント安(-0.80%)の24387.56で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同103.32ポイント安(-0.94%)の10876.61、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同25.86ポイント安(-0.55%)の4680.66だった。
ハンセン指数は終値で先月25日以来、約2週間ぶりの安値を付けた。ポーランド外相に続き、北大西洋条約機構(NATO)もロシアによるウクライナ侵攻の可能性を指摘したことで、地政学リスクへの警戒感が強まった。また、個別の材料でカジノセクターが売り込まれたことも指数を押し下げた。資金流入観測から前場は下げ渋る動きも見られたが、この日の中国本土株が後場に下値を切り下げたことを受け、ハンセン指数も下げ幅を広げた。
ハンセン指数の構成銘柄では、カジノセクターが大幅安。銀河娯楽(00027/HK)が6.38%安、サンズ・チャイナ(01928/HK)が5.76%安で取引を終えた。マカオでは最近、給与などの待遇改善を求めるカジノ従業員のデモが相次いでいる。ドイツ銀行は、カジノ各社の人件費が増大し、利益を圧迫する要因になると指摘している。
半面、香港証券取引所(00388/HK)が1.78%続伸。香港株の地合い改善や好決算を手掛かりとした買いが継続した。このほか、中国移動(00941/HK)が1.59%高で引けた。モルガン・スタンレー(MS)が業績の改善を見込み、投資判断を「オーバーウエート」に引き上げたことが好感された。
ハンセン銘柄以外では、恒大地産(03333/HK)が0.30%上昇。同社が6日発表した月次統計では、1-7月の住宅販売額(成約ベース)が前年同期比52.0%増の801億元強となり、通期計画(1100億元)に対する進捗率は73%に達した。また、長江基建(01038/HK)が0.54%高。来週発表されるハンセン銘柄の定期見直しで、新規採用の可能性が指摘されている。《KO》
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