BMW、クロスオーバーSUV「X6」をフルモデルチェンジ 898万円~

2014年8月7日 16:31

印刷

BMW Japanは、ロスオーバーSUV「X6」をフルモデルチェンジし、7日に注文受付を開始した。

BMW Japanは、ロスオーバーSUV「X6」をフルモデルチェンジし、7日に注文受付を開始した。[写真拡大]

 BMW Japanは7日、クロスオーバーSUV「X6」をフルモデルチェンジし、同日から注文受付を開始すると発表した。納車は、4.4Lの「xDrive50i」が12月以降、3.0Lの「xDrive35i」は来年2月以降となる。価格は898~1,285万円(税込)。

 2代目となる「X6」は、初代の「スポーツ・アクティビティ・クーペ」のコンセプトを引き継いだ。幅広のキドニー・グリル、「X(エックス)」のラインを描くフロント部でたくましさを強調したという。

 車内は、陰影が際立つ立体的なデザインとすることで、空間の広がりを強調するとともに、モダンで美しい室内空間を演出したという。また、ラゲージルームを先代モデルと比べ 10L拡大し、580Lとした。リヤシートは、40:20:40 の 3 分割に倒すことが可能で、先代モデルより75L拡大し、最大 1,525Lのスペースを作ることが可能。

 搭載されるエンジンは、 3.0Lの直列6気筒ツインスクロールターボ、4.4LのV型8気筒ツインターボの2種類。4.4L車は出力が先代モデルより約1割向上した。また、0~100km/h 加速力が先代モデルより向上し、3.0L車が0.3 秒縮めて 6.4 秒に、4.4L車が0.6 秒縮めて 4.8 秒となった。また、どちらのエンジンも燃料消費率(NEDC 測定値)は約2割向上させた。

 トランスミッションは8速オートマチックのみで、全車「Xdrive」を搭載したフルタイム4WDとなる。なお、3.0L車と4.4L車それぞれに、サスペンションをスポーティーな設定に変更できる「アダプティブ M サスペンション」を搭載したスポーティーグレード「M Sport」が用意される。(記事:松本 茂樹・記事一覧を見る

関連記事