(中国)対象を絞った預金準備率下げ、長期実施で問題発生も=人民銀

2014年8月4日 10:07

印刷

記事提供元:フィスコ


*10:07JST (中国)対象を絞った預金準備率下げ、長期実施で問題発生も=人民銀
中国人民銀行(中央銀行)は1日夜に発表した四半期ごとの金融政策報告書の中で、対象を絞った預金準備率の引き下げを長期的に実施すれば、資金の流れを決める市場の作用を弱め、準備金政策の統一性に影響を及ぼす等の問題が生じるとの見解を示した。

人民銀は対象を絞った預金準備率の引き下げについて、農業や零細企業向けの支援を奨励するという「構造的な誘導」を行うためのものだと説明している。この報告書を受け、人民銀が全面的な預金準備率の引き下げを行う可能性は後退したとの見方が浮上している。

人民銀は今年4月と6月に、「三農(農業・農村・農民)」向けや零細企業向けの融資の比率が一定水準に達している商業銀行を対象に預金準備率の引き下げを行っている。《NT》

関連記事