【アナリスト水田雅展の銘柄分析】フォーカスシステムズは5月直近安値から切り返して2月戻り高値に接近

2014年7月7日 09:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム構築・運用のフォーカスシステムズ <4662> (JQS)の株価は、5月19日の直近安値540円から切り返し、6月25日には690円まで急伸して2月の戻り高値708円に接近する場面があった。足元は戻り一服の形となって640円近辺で推移しているが、今期(15年3月期)業績見通しに上振れ余地があり、指標面の割安感も支援材料として出直りの流れに変化はないだろう。

  公共関連・民間関連のシステム構築・保守・運用・管理サービスを主力として、セキュリティ機器関連事業も展開している。顧客別に見るとNTTデータ<9613>関連、日本IBM関連を主要顧客としている。また民間関連事業では従来の関東圏・近畿圏に加えて、東海圏にも拠点展開して営業を強化している。

  今期(15年3月期)の業績(非連結)見通し(5月8日公表)は売上高が前期比2.5%増の145億円、営業利益が同1.4%増の9億円、経常利益が同横ばいの8億50百万円、純利益が同9.7%増の5億円で、配当予想は前期と同額の年間20円(期末一括)としている。

  今後数年の事業展開を睨んで技術者の採用・育成などへの積極投資を行うため、営業利益は微増の見通しとしている。ただし需要面で見ると、公共関連事業は政府発信の「世界最先端IT国家創造宣言」関連、民間関連事業は企業のITインフラ投資関連、セキュリティ機器関連事業は官公庁のサイバー犯罪対策関連を中心に高水準であり、会社見通しには上振れ余地があるだろう。

  株価の動きを見ると、5月19日の直近安値540円から切り返し、水準切り上げの展開となった。そして6月25日には690円まで急伸して2月の戻り高値708円に接近する場面があった。足元は戻り一服の形となって640円近辺で推移しているが、出直りの流れに変化はないだろう。

  7月4日の終値640円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS72円22銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.1%近辺、前期実績PBR(前期実績BPS726円46銭で算出)は0.9倍近辺である。週足チャートで見ると26週移動平均線を突破して強基調に転換した形だ。また日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して再動意のタイミングだろう。指標面の割安感も支援材料だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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