産総研、精子無力症を引き起こす原因遺伝子を明らかに

2014年7月2日 15:34

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 産業技術総合研究所の髙﨑延佳招聘研究員らによる研究グループは、精子無力症の原因となる遺伝子を特定することに成功した。

 日本国内で不妊に悩むカップルは6組に1組の割合で存在しており、その原因の一つである精子無力症の原因解明が求められている。

 今回の研究では、GALNTL5という遺伝子を欠損させたマウスがヒトの精子無力症と似た症状を発症することを明らかにした。また、このマウスの精子タンパク質を調べたところ、運動するためのエネルギーを生み出す解糖系酵素タンパク質や、卵子との受精に寄与する先体タンパク質が著しく現象していることも分かった。

 今後は、精子無力症を引き起こす他の遺伝子解明や、それを治療に活かすことが期待される。

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