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【木村隆のマーケット&銘柄観察】ファルテックの投資指標はすべて割安を示唆、評価不足解消へ
ファルテック <7215> (東2)が戻り足を鮮明にし始めている。PBRは0.82倍と極端な割安水準に放置され、PERも5.3倍と評価不足が目立つ。さらには配当利回りも3.3%に達するなど、投資指標はすべて株価の出遅れが顕著であることを指し示している。全体相場が波乱に陥っても、コンスタントに買いを集めることのできる資質は、もっと評価されてしかるべきだろう。
前2014年3月期は売上げ773億9300万円(前々期比7.5%増)、経常利益35億200万円(同11.3%増)と、増収益を確保した。今2015年3月期も売上げ350億円(前期比3.4%増),経常利益40億円(同14.2%増)と、連続増収益を見込んでいる。
それにも関わらず株価の評価が低いのは、トヨタ自動車<7203>(東1)に代表される自動車株全体の精彩のない動きが波及してきているからだろう。ただ、同社の場合、これまで国内主力できた状況について、経営姿勢を転換する方向に踏み出しており、今後の成長の伸びしろが大きいことは注目点だ。
現在推進中の中期計画では、国内工場再編や固定費の削減に踏み込み、国内市場の縮小に対応するとともに、国内をグローバル本社と位置づけグローバルの司令塔として「ものづくりの海外移転・グローバルアライアンスの拡大」を実行する。
特に、自動車メーカーのグローバル化に呼応して、海外市場への進出を加速する。現在、中国・タイ等の新興国に進出し、海外需要の取り込みを図っている。今後とも、生産拠点の新設・増設や子会社・合弁会社の設立等により海外市場へ進出し、事業の拡大を図る方針。そうした活動により、中期計画の最終年度である2017年3月期に、売上げ900億円(2014年43月期773億円)、経常利益63億円(同35億円)を確保する計画だ。(木村隆:日本証券新聞取締役編集局長を経て株式評論家)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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