【アナリスト水田雅展の銘柄分析】トシン・グループは出直り本格化、低PBRや自己株式取得も支援材料に3月戻り高値を試す

2014年5月23日 09:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  電設資材商社のトシン・グループ <2761> (JQS)の株価は、下値を切り上げて3月の戻り高値に接近している。調整が一巡して出直り本格化の動きだ。低PBRや自己株式取得も支援材料として3月の戻り高値を試す展開だろう。

  首都圏を中心として、電設資材や住宅設備機器などの卸売事業を展開する持株会社である。公共投資の増加、新設住宅着工件数の増加、リフォーム需要の増加などが追い風であり、取扱商品や営業拠点網の拡充などで事業基盤を強化している。14年4月には伊勢崎営業所を開設した。

  今期(14年5月期)連結業績見通しは前回予想(13年7月5日公表)を据え置いて、売上高が前期比4.1%増の450億円、営業利益が同8.6%増の26億50百万円、経常利益が同7.0%増の35億10百万円、純利益が同0.1%増の19億80百万円としている。増収効果で本社移転に伴うシステム関連費用増加などを吸収して営業増益見込みだ。

  北関東における営業拠点網拡充、独自サービスとサポート体制の強化なども寄与して、LED照明器具やエアコンなどの販売が順調に推移している。通期見通しに対する第3四半期累計(13年5月21日~14年2月20日)の進捗率は売上高が76.0%、営業利益が70.9%、経常利益が72.8%、純利益が76.7%と概ね順調な水準であり、好業績が期待されるだろう。

  13年8月5日発表の自己株式取得(取得株式総数の上限60万株、取得価額総額の上限15億円、取得期間13年8月6日~14年7月31日)については、4月1日から4月30日の期間の取得はなく、4月30日時点の累計で取得株式総数44万9000株、取得価額総額10億7041万7400円となっている。

  株価の動きを見ると、4月9日に付けた直近安値2308円から反発して徐々に下値を切り上げている。5月22日には2535円を付けて3月の戻り高値2619円に接近してきた。短期調整が一巡して出直り本格化の動きだ。

  5月22日の終値2535円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS202円38銭で算出)は12~13倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間52円で算出)は2.1%近辺、前期実績PBR(前期実績の連結BPS3241円85銭で算出)は0.8倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を突破して上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調に転換して3月の戻り高値2619円を試す展開だろう。指標面での低PBRや需給面で自己株式取得も支援材料だ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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