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【編集長の視点】キャリアリンクは増益転換業績を買い直し下げ過ぎ訂正で安値から反発
<銘柄ウオッチ>
キャリアリンク <6070> (東2)は、8円高の475円と3日ぶりに反発し、5月20日につけた年初来安値463円から底上げしている。前2014年2月期業績が、期中の下方修正値を下ぶれて前々期の過去最高から減益転換して着地したが、今2015年2月期業績が2ケタの増収増益転換と予想されていることを再評価して、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。
■ズレ込んだ民間企業向けBPO事業が本格稼働し官庁向け新規案件も寄与
同社の前期業績は、BPO関連事業で官公庁向け大型プロジェクトが早期に終了し民間企業向けのBPO追加案件の業務開始もズレ込み、CRM関連事業では大型コンタクトセンターへの人材派遣が、期前半で終了したことなどで売り上げが、前々期の16%増から35%減と落ち込み、利益も減益転換、純利益は、前々期の過去最高(5億6300万円)から1億6100万円(前々期比71%減)と減益転換した。
これに対して今期業績は、売り上げ128億5600万円(前期比10%増)、経常利益3億4000万円(同20%増)、純利益2億200万円(同25%増)と2ケタの増収増益転換を見込み、成長路線への復帰を鮮明化する。BPO関連事業は、業務開始時期が今期にズレ込んだ民間BOP案件が本格稼働することなどから売り上げが前期比12%増の69億4400万円、CRM関連事業は、首都圏で稼働中の大型コンタクトセンターへの人材派遣などを強化、競争激化を吸収して34億1700万円(前期比1%増)と増収をキープすることなどが、増益転換要因となる。
とくにBPO関連事業では、官公庁・地方公共団体が財政健全化のため一般行政部門の職員数を削減して民間への事業移管によるサービス向上と業務効率化を進めており、同社は、地方拠点を中心に官公庁の新規案件を着実に獲得する社内体制を整備している。来年春には、改正労働者派遣法の施行が予定され、派遣受け入れ企業のマインド好転が期待されることと合わせて、同社の成長路線復帰を大きくサポートする。
■PER14倍台、配当利回り2.9%の下げ過ぎ訂正で再度の倍返しも
株価は、前期業績の下方修正で500円台を割ったが、前期第3四半期業績が減益転換したものの、通期業績に対して高利益進捗率を示したことで年初来高値573円まで買い進まれるなどほぼ倍返しを演じた。今年4月14日の2月期決算発表では今期業績の増収増益転換予想より前期業績の下ぶれ着地を嫌って年初来安値まで調整したが、PERは14倍台、配当利回りは2.9%と下げ過ぎを示唆している。年初来高値奪回に再度の倍返しも有望視される。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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