【株式評論家の視点】建設技術研究所の業績好調、テーマ性に恵まれ株価有望

2014年5月22日 09:39

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  土木建設事業に関する企画、調査、計画、設計及び工事監理などを行う、建設技術研究所 <9621> は、5月21日(水)、6円高の1010円と小幅ながら続伸している。下値圏に届いており、値ごろ感がある。

  2014年12月期は、引き続き東日本大震災からの復興事業に積極的に取り組んでいるほか、低炭素・再生エネルギー、PFI・PPP、港湾・漁港、水道、鉄道、物流、マネジメントといった重点分野の事業展開の強化を推進し、第1四半期業績売上高100億0600万円(前年同期比53.4%増)、営業損益10億2200万円の黒字(同1億2000万円の赤字)、経常損益10億4000万円の黒字(同9000万円の赤字)、最終損益5億8700万円の黒字(同5700万円の赤字)と黒字転換着地と急回復している。 通期売上高405億円(前期比11.2%増)、営業利益18億円(同18.5%増)、経常利益19億円(同15.9%増)、純利益11億円(同12.0%増)は達成できる見通し。年間配当は18円を予定している。

  株価は、3月31日の年初来高値1233円から4月11日安値991円と短期調整、5月20日に995円と売り直されたが、2月4日の年初来安値958円を割り込まず、下値固めに入っている。

  政府の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)で、6月の成長戦略に向けた農業の改革案が出揃い、農産物の輸出額を2030年に5兆円まで増やすよう提唱し、生産から加工・販売まで手掛けて付加価値を高める6次産業化を進めるよう促しており、同社が「植物工場による水耕栽培」の実現への取り組みが将来的に業績に寄与する見通し。

 今期予想PER13倍台・PBR0.6倍と割安感があり、中長期的な視点で買い妙味が膨らもう。(株式評論家・信濃川)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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