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スバル、新型「WRX」などが米国IIHSの安全評価でTPSを受賞

米国の道路安全保険協会(IIHS)が行う2014年安全性評価において、「TSP(トップセイフティピック)」を受賞したスバルの「WRX」[写真拡大]
14日、スバルは現在北米地区で販売しているWRX・WRX STIが、米国の道路安全保険協会(IIHS)が行う2014年安全性評価において、「TSP(トップセイフティピック)」を受賞したと発表した。
なお、同社のレガシィ・アウトバック・インプレッサ・SUBARU XVクロストレック・フォレスターは既に同賞を獲得している。
同協会はアメリカの保険業会が設立した非営利団体で、自動車の安全評価(自動車アセスメント)のために調査・研究を行っている機関だ。毎年、衝突安全試験や安全装置の性能試験などを行い、総合評価が高かった車種に「TSP」を授与している。
同賞を受賞するには前・側・後面衝突およびロールオーバー(車両転覆)時の安全評価のすべてにおいて、最良の乗客保護性能を持ち合わせた車両として最高評価である「Good」を獲得しなければならない。さらに、2012年に導入されたスモールオーバーラップ試験(重なり代が25%のオフセット衝突試験)においても、「Good」または「Acceptable」を獲得することが必要とされる。同試験は車両の前面コーナー同士の衝突や、車両の前面コーナーと電柱などといった前方にある物体との衝突を想定している。
WRXシリーズはスバル独自の水平対向ターボエンジンを核とする、シンメトリカルAWD(総輪駆動)システムを搭載した、スバルのAWDスポーツパフォーマンスを象徴するモデル。1992年に登場して以来、実用的な4ドアセダンでありながら、スポーツ性能を兼ね備えた個性的なスポーツセダンとして、世界中のスポーツカーファンから支持を得てきた。(記事:松平智敬・記事一覧を見る)
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