前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクの動向を見極める展開に

2014年5月8日 08:18

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記事提供元:フィスコ


*08:18JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクの動向を見極める展開に

8日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:反発もソフトバンクを睨みながらリバウンド力を見極め
■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の売り越し
■前場の注目材料:ソフトバンク<9984>、前期営業利益は1兆円台で初のNTTドコモ<9437>超え

■反発もソフトバンクを睨みながらリバウンド力を見極め

☆日経225想定レンジ:上限14300円-下限14100円

8日の東京市場は自律反発が期待されよう。7日の米国市場はウクライナ情勢に対する緊張緩和を背景にダウは反発。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比140円高の14210円だった。7日の日経平均は400円を超す大幅な下げとなったが、まずはシカゴ先物にサヤ寄せする格好から買いが先行することになりそうだ。

もっとも昨日の大幅な下げによって需給は悪化しているだろう。自律反発によって損失覚悟の売りは落ち着くことになろうが、戻り待ちの売り圧力が警戒される格好となるため、本格的な底打ちにはつながり難い状況だ。

薄商いの中を先物主導によるインデックス絡みの売買でリバウンドが強まる可能性はある。しかし、いったん動きが鈍るようだと売り仕掛け的な商いによってトレンドが一段と悪化しやすい需給関係とみられる。

また、決算発表がピークを迎える中、本日は270社程度の決算発表が予定されている。そのため結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすく、短期筋の資金などは値動きが軽く流動性のある銘柄に集中しやすいだろう。

7日に5%を超える下げとなったソフトバンク<9984>だが、ADR(米国預託証券)では1.5%程度の上昇となっている。これにサヤ寄せすると3分の1程度の戻りであり、もう一段の切り返しを見せられないと自律反発の域は脱せない。個人の投資意欲に与える影響が大きい銘柄なだけに、ソフトバンクの動向を睨みながらの相場展開になりそうだ。

■外資系証券の注文動向:差し引き210万株の売り越し

朝の外資系証券6社経由の注文状況は、売り1780万株、買い1570万株、差し引き210万株の売り越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。

4月28日(月):250万株の売り越し
4月30日(水):170万株の買い越し
5月1日(木):340万株の売り越し
5月2日(金):200万株の売り越し
5月7日(水):790万株の売り越し

■前場の注目材料

・ウクライナ情勢の緊張緩和でNYダウは100ドル超の上昇、為替も円安に
・ソフトバンク<9984>、前期営業利益は1兆円台で初のNTTドコモ<9437>超え
・カシオ<6952>、今期営業利益見通しは350億円とコンセンサスを上回る

☆前場のイベントスケジュール

<海外>

10:30 豪・失業率(4月)
10:46 中・貿易収支(4月)《KO》

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