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光岡自動車、「オロチ」を生産終了 最終5台の「ファイナル オロチ」を限定発売
23日、光岡自動車は同社のフラッグシップカー「オロチ」の生産を9月までに終了すると同時に、最終生産仕様として5台限定の特別仕様車「ファイナル オロチ」を25日から発売すると発表した。
同モデルはクーペタイプのスポーツカーで、2001年の東京モーターショーにコンセプトカーとして出展されたのが最初だ。そのときの反響の大きさに応えて同社は市販化を決定。設計・開発に5年を費やして2006年10月に市販モデルを発表し、2007年4月から発売を開始した。
コンセプトカーのときにはホンダNSXがベースになっていたが、市販車はオリジナルのシャシにV型6気筒DOHC24バルブ3.3ℓ(最高出力233ps(172kW)/5600rpm、最大トルク33.4kgm(328Nm)/4400rpm)のトヨタ製3MZ-FE型エンジンを横置きミッドシップで搭載した。
本格的なスポーツカーというよりも、その特徴ある外観とともに「ファッションカー」という概念にふさわしい車両で、オロチゼロやオロチカブトといった派生車も誕生している。
しかし、法規制への対応や市販部品の供給面などといった諸問題から、限定五台となるファイナルオロチの販売をもって生産終了が決定された。
同モデルは専用ボディカラーで、ゴールドパール(3台)不夜王(パープル系色、2台)の2種類。ほかに、専用のエンブレム・19インチアルミホイールが装着され、内装色もオリジナルになる。
価格は1,270万円(消費税込み)。問い合わせは0120-65-0022。(記事:松平智敬・記事一覧を見る)
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