丸紅、大分で国内最大規模82MWのメガソーラーが完成

2014年4月23日 14:18

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丸紅が4月23日に竣工式を行ったメガソーラー「大分ソーラーパワー」の空撮写真(同社発表資料より)

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  • 丸紅が4月23日に竣工式を行ったメガソーラー「大分ソーラーパワー」の空撮写真(同社発表資料より)

 丸紅は、子会社の大分ソーラーパワーが大分県大分市で建設していたメガソーラー(大規模太陽光発電所)の商業運転を3月12日に開始し、4月23日に竣工式を行ったと発表した。

 同社によると、発電出力は82.02MW(メガワット)で、単一事業者による1箇所での事業規模としては国内最大。年間予想発電量は8,700万キロワット時で、一般家庭約3万世帯分の年間消費電力量に相当する。

 昨年3月の着工後、予定より約50日工期を前倒して3月12日に商業運転を開始した。発電した電力は20年にわたり九州電力株式会社に売電する。

 竣工式には、広瀬大分県知事、釘宮大分市長などが参列したという。

 丸紅は、大分県での事業を筆頭に、三重県・愛知県で建設中の49MW、宮城県で建設中の28.3MW、その他日本全国でメガソーラー案件を開発中。また、太陽光発電のほかに、中小水力発電、風力発電、地熱発電等も手がけており、環境負荷の少ない再生可能エネルギー利用の普及に今後も積極的に取り組んでいくという。

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