今日の為替市場ポイント:IMF改革が実行された場合・・・

2014年4月14日 08:18

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記事提供元:フィスコ


*08:18JST 今日の為替市場ポイント:IMF改革が実行された場合・・・

先週末11日のドル・円相場は、東京市場では101円33銭から101円70銭で推移。欧米市場では101円78銭まで反発し、101円63銭で取引を終えた。

本日14日のドル・円は、101円台で推移か。101円台前半には顧客筋や個人勢のドル買いオーダーが残されており、日経平均株価が下落してもドル・円は101円台を維持する見込み。

10日-11日に開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、米国に対して国際通貨基金(IMF)改革案を年末までに批准するよう求めた。米国が批准しなかった場合、米国抜きでIMF改革を遂行する共同声明が採択された。

IMF改革が実行された場合、ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカなどの新興国の発言力は相対的に高まり、米国の影響力は相対的に低下することになる。米国は新興諸国の意見を無視することはできなくなる。

IMF改革は急浮上した課題ではない。改革案は2010年にIMFに加盟する大半の国が賛成したが、米国は反対した。米国はIMFを私物化しているとの批判があるが、大げさではないとの声が聞かれている。現在、IMFによる支援先を決定しているのは事実上、米国であるが、改革案に批准すると米国の都合で支援先を決めることは難しくなる。《KO》

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