9日の香港市場概況:続伸、2カ月半ぶり高値も中国貿易統計などを控えて伸び悩む

2014年4月9日 17:32

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記事提供元:フィスコ


*17:32JST 9日の香港市場概況:続伸、2カ月半ぶり高値も中国貿易統計などを控えて伸び悩む

9日の香港市場では主要指数のハンセン指数が続伸となり、前日比246.20ポイント高(+1.09%)の22843.17で取引を終えた。H株指数(本土企業株で構成)は同58.92ポイント高(+0.57%)の10380.74、レッドチップ指数(中資企業株で構成)は同29.56ポイント高(+0.69%)の4305.23だった。

ハンセン指数は終日堅調に推移し、1月22日以来、約2カ月半ぶりの高値で引けた。前日の米国株高の流れを引き継いだほか、中国での景気対策期待が引き続き支援材料となった。テンセント(00700/HK)を中心に買い戻しの動きが継続する中、指数は一時23000の大台に接近する場面も。ただ、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録や中国貿易統計の発表を翌日に控えて様子見ムードも強く、買い一巡後には伸び悩んだ。

ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面高。うちテンセントは2.75%続伸した。引き続き自社株買いの実施が好感されたほか、前日の米国市場でネット関連などのモメンタム株が上昇したことも支援材料。これを受けてサンズ・チャイナ(01928/HK)や銀河娯楽(00027/HK)など、足元で下げの目立っていたカジノ株にも買い戻しが進んだ。

このほか、中国石油化工(00386/HK)が3.54%値上がり。大和による投資判断の引き上げが買い手掛かりとなった。半面、昆侖能源(00135/HK)が2.05%続落。前日に続き、シティグループによる目標株価の引き下げを嫌気した売りが継続した。

ハンセン銘柄以外では、鉄道関連が高い。中国鉄建(01186/HK)が2.61%高、中国中鉄(00390/HK)が1.56%高で引けた。鉄道投資の拡大方針がプラス材料。中国鉄路総公司の幹部は8日、今年の鉄道固定資産投資の規模を7200億元(約11兆8800億円)に拡大する方針を示した。このほか、住宅販売の堅調を受けて恒大地産(03333/HK)が1.30%上昇した。《KO》

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