日産「セレナ」、6年連続でミニバン販売台数ナンバーワンに

2014年4月5日 14:32

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2013年度(2013年4月-2014年3月)の国内ミニバン販売台数で1位になった「セレナ」

2013年度(2013年4月-2014年3月)の国内ミニバン販売台数で1位になった「セレナ」[写真拡大]

 4日、日産自動車は同社の調査で、ミニバンの「セレナ」が2013年度(2013年4月-2014年3月)に国内のミニバン販売台数で1位になったと発表した。

 同モデルの同年度国内販売台数は95,716台。ミニバン部門でトップに立つのは2008年度から6年連続になる。

 同モデルは2010年10月にフルモデルチェンジをして発売が開始された。ファミリー向け8人乗りミニバンとして、室内の広さや3列シート全列でウォークスルーが可能な使い勝手の良さに加え、S-HYBRID車の環境性能の高さ、安全装備等が評価されている。

 また、2013年12月にはマイナーチェンジを行い、衝突回避支援システム(エマージェンシーブレーキ・LDW(車線逸脱警報)を標準装備(20Sを除く)した。さらに、MOD(移動物検知)機能を追加したアラウンドビューモニターや踏み間違い衝突防止アシスト・ふらつき警報といった先進の安全装備をアドバンスドセーフティ パッケージとして設定している。

 同モデルはS-HYBRID全車が「平成27年度燃費基準+20%」の達成と、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(SU-LEV)」認定により、「エコカー減税」による減税措置に適合。

 すなわち、S-HYBRID(20Sを除く2WD車)やアイドリングストップシステム(20Sを除く全グレード)を搭載した、同社が取り組むCO2排出量削減を担うエンジン進化型エコカーPURE DRIVEの1モデルに位置付けにあるというわけだ。(記事:松平智敬・記事一覧を見る

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