ヤマハ、三輪バイク「TRICITY(トリシティ)」をタイ市場に投入

2014年3月27日 14:53

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ヤマハがタイに投入するマルチホイールモデル、125ccオートマチック(AT)コミューター「TRICITY(トリシティ)」

ヤマハがタイに投入するマルチホイールモデル、125ccオートマチック(AT)コミューター「TRICITY(トリシティ)」[写真拡大]

 25日、ヤマハは市販のマルチホイールモデル、125ccオートマチック(AT)コミューター「TRICITY(トリシティ)」を4月からタイ市場に投入すると発表した。

 同モデルはAT二輪車と同様の操作で運転できるLMW(Leaning Multi Wheel、オートバイのように傾斜して旋回する3輪以上の車両の総称)製品の第1弾。タイで生産し、グローバルモデルとして2014年中に欧州・日本市場への導入も予定している。

 125ccクラスの二輪ATコミューターはコンパクトで小回りが効き、機敏な走行性があって経済的なので、欧州や日本・アセアン地域の都市部で人気が高い。また、交通渋滞が激しい地域ではその有用性が認識されてきているという。

 旋回時にフロント二輪が車体と同調して傾く同社独自のLMW機構を採用。走行時の軽快でスポーティなハンドリングと安定感を両立した。また、車体の前後重量配分を50:50に設定。燃料タンクは車両の重心に極力近く配し、燃料残量が変わっても重心位置が殆ど変化しない設計で、ハンドリング特性への影響を抑えた。

 フロント二輪はそれぞれ独立して取りつけられたサスペンションとリンク機構により、石畳や荒れた路面などでもギャップの吸収性が高くなっている。さらに、乗り降りしやすいステップスルーのフラットフットボードや、フルフェイスヘルメットも収納可能な大容量のシート下スペースなど、シティコミューターとしての高い利便性を備えた。

 発進から低速域でのスムースな立ち上がりや中高速度域での伸びのある滑らかな走行性・機動性を引き出すCVTエンジンを搭載。燃料供給には独自のFIシステムYMJET-FIを、シリンダーには冷却性に優れるオールアルミ製DiASil(ダイアジル)シリンダーを採用。

 デザインは流麗なボディラインやフロントニ輪を強調したフェンダーまわり、ライダーを包み込むようなインナーパネルなどが特徴となっている。

 生産およびタイ国内での販売は、同社傘下のThai Yamaha Motorが行う。(記事:松平智敬・記事一覧を見る

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