配当落ち分102.42円のハードルは高いか/東京株オープニングコメント

2014年3月27日 08:00

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記事提供元:フィスコ


*08:01JST 配当落ち分102.42円のハードルは高いか
 27日の東京市場は、やや弱含みの展開になろう。26日の米国市場はダウ、ナスダックともに下落した。2月の耐久財受注が予想を上回ったことが好感されて始まったが、人気オンラインゲーム「キャンディ・クラッシュ」を開発するキング・デジタル・エンターテイメント(KING)が、新規株式公開(IPO)で公開価格を下回る初値を付けたことが嫌気されたようだ。シカゴ日経225先物清算値は大証比95円安の14295円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好となろう。

 本日は3月期決算企業の権利落ち日となる。落ち分は日経平均では概算で102.42円。即日埋めてくるのは厳しい状況だろうが、前日比で落ち分内での推移が続けば、底堅さが意識されてくることになろう。実質新年度入りで年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の動きへの思惑が高まりやすいほか、今秋には「JPX日経インデックス400(JPX日経400)」に連動する先物が上場する予定であるため、JPX400構成銘柄や高ROE銘柄などへの関心が集まろう。

 また、サイバーダイン<7779>への資金流入が活発となるなか、他の医療・介護支援ロボット関連のほか、換金売り等で調整していた中小型株への見直しの流れに波及するかが注目される。一方、キャンディ・クラッシュの影響が、ソーシャルゲーム関連への物色意欲を冷ます可能性はありそうだ。《TN》

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