米国株式相場 上昇、クリミア住民投票通過で材料出尽くし

2014年3月18日 05:48

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記事提供元:フィスコ


*05:48JST 米国株式相場 上昇、クリミア住民投票通過で材料出尽くし

米国株式相場は上昇。ダウ平均は181.55ドル高の16247.22、ナスダックは34.55ポイント高の4279.95で取引を終了した。週末にクリミア自治共和国で実施されたロシア編入の住民投票が賛成多数となり、欧米諸国がロシアに対する資産凍結や渡航禁止の制裁を強める見通しとなった。制裁の内容が概ね想定内であったことから、先週末にかけてリスク回避で売られた反動で買い戻しが先行、その後も終日堅調推移となった。セクター別でも全面高となっており、特にソフトウェア・サービスや銀行の上昇が目立った。

ポータルサイトのヤフー(YHOO)は24%の株式を保有する中国のアリババがNY市場に上場する見通しとなり上昇。また中国の交流サイト、ウェイボーもNY市場に上場する計画が報じられており、親会社のシナ・コープ(SINA)が堅調推移となった。小売のシアーズ・ホールディングス(SHLD)は、アパレル子会社のランズエンドを4月4日に分離独立(スピンオフ)することを取締役会が承認し上昇。一方で認証技術などのベリサイン(VRSN)は、アナリストの投資判断引き下げで下落した。

現時点でアリババの株式上場時の評価額はフェイスブック(FB)やアマゾン(AMZN)の時価総額を僅かに下回る1500億ドル前後になるとの思惑が広がっている。《KG》

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