概況からBRICsを知ろう~インド市場は反発、底値確認の後はマクロ環境改善を好感する買いが急速に広がる

2014年3月17日 10:04

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記事提供元:フィスコ


*10:04JST 概況からBRICsを知ろう~インド市場は反発、底値確認の後はマクロ環境改善を好感する買いが急速に広がる
【ブラジル】ボベスパ指数 44965.66 -1.05%
先週末14日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比478.17ポイント安(-1.05%)の44965.66で取引を終えた。指数構成銘柄の値上がりは17、値下がり51、変わらず5と売りが優勢。素材や資本財を除くすべてのセクターが下落し、中でもヘルスケアや公益に売りが集中した。

朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、その後は下げ幅を急速に拡大させた。ボベスパ指数はこの日、昨年10月22日の終値から20.36%下落し、ベアマーケット(弱気相場)に突入。ウクライナ情勢の緊迫化がリスク回避姿勢を強めたほか、ブラジルの信用格付けが引き下げられるとの懸念が引き続き圧迫材料となった。

【ロシア】MICEX指数 1237.43 -0.89%
14日のロシア市場は4日続落。主要指標のMICEX指数は前日比11.13ポイント安(-0.89%)の1237.43で取引を終了した。指数構成銘柄の値上がりは8、値下がり42と売りが優勢。MICEX指数はこの日、終値ベースで2010年5月25日以来の安値を再び更新した。

横ばいで寄り付いた後は下げ幅を急速に拡大させ、その後は徐々に買い戻された。ウクライナ南部クリミア半島の住民投票結果では、ロシアへの編入を選択した住民が全体の95.7%(暫定結果)に上った。ロシア編入がほぼ確実となる中、欧米などによる対露制裁の強化観測が高まり、ロシア売りが継続した。

【インド】SENSEX指数 21809.80 +0.16%
14日のインドSENSEX指数は反発。寄り付きから軟調な値動きが続いたが、終盤に急速に値を戻す展開に。中国の経済金融不安がくすぶる中、クリミア半島では帰属を巡って米欧とロシアとの対立が激化。前日の欧米株式相場が大幅下落するなど、海外ではリスク回避の売りが優勢だった。ただ、国内ではインフレ指標の鈍化という好材料が出たとあり、しばらく底値を確認する動きが続いた後はマクロ環境改善を好感する買いが急速に広がった。

【中国本土】上海総合指数 2004.34 -0.73%
14日の上海総合指数は反落。ウクライナ情勢の緊迫化や前日の欧米株安など外部環境の悪化がリスク回避姿勢を強めた。国内では、新規株式公開(IPO)の上場審査が今月20日から再開されるとの観測が需給懸念を強めた。また、前日に発表された2月の経済指標が市場予想を下回ったことがあらためて嫌気されたほか、李克強首相が短期的な景気対策に慎重な姿勢を示したことも弱気材料となった。ただ、節目の2000以下では下げ渋り、この水準を維持して引けた。《FA》

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