「上海越日」と「ベアー・スターンズ」の既視感

2014年3月11日 14:44

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記事提供元:フィスコ


*14:44JST 「上海越日」と「ベアー・スターンズ」の既視感
中国政府が、2014年3月7日の上海越日の利払い不能を受けたデフォルト(債務不履行)を阻止しなかったことは、「中国の社債市場の正常化を促す」(格付け会社)ことで、ポジティブに受け止められている。


しかしながら、2008年3月のベアー・スターンズの経営破綻が、2008年9月のリーマン・ブラザースの破綻の警鐘を鳴らしていたことで、4.2兆ドルの中国の社債市場への警戒感が高まりつつある。


中国の信用市場は、リーマン・ショック当時は9兆ドルだったが、現状は23兆ドルまで膨張しており、中国の外貨準備も3兆ドル強まで増加している。

中国の破綻予備軍の企業は、債務が自己資本の2倍を超えていることが目安となっているが、リーマン・ショック後の信用膨張によって増大している。

バーナンキ第14代FRB議長がリーマン・ショック後に供給した3兆ドルの回収が、イエレン第15代FRB議長によって始められることで、バーナンキ・パーティーの終わりの準備が迫られている。《MY》

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