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アレキサンダー マックイーン 2014-15年秋冬コレクション - 自然界の「美女と野獣」
アレキサンダー マックイーン(Alexander McQueen)が、2014-15年秋冬コレクションを2014年3月4日(火)にパリファッションウィークで発表した。
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「Beauty And The Beast (美女と野獣)」をキーワードに、森の中の木々、ローズやアイビー、そしてフクロウや虫といったワイルドな自然界からインスパイアされた今季。薄暗い空の下、草やコケが覆い茂るセットの上を“フクロウ・アイ”のメイクをしたモデルたちが歩く姿は、ミステリアスなムードを漂わせている。
前半はセンシュアルなドレスに、重厚感やボリュームのあるアウターを重ねた装いが中心となる。ピュアなホワイトのドレスは、パフ&ベルスリーブのエンパイアラインのものや、フリルをあしらったハイネックのデザインなど、儚くロマンティックな印象。対照的にダークカラーのベルベットをベースに小さなファーのポンポンをあしらったドレスも展開され、どこか高貴でゴシックな香りも感じさせていた。
ドラマティックな印象は、フォックス、ゴート、スカンクといったファーで魅せる。ジャカードのコートやポンチョの襟元や袖にポイントで使用したり、レザーのバイカージャケットと組み合わせたり、オーガンザのドレスにグラデーションのようにミックスさせたり……と、自由自在に柔らかなファーをワードローブに取り入れた。全身ファーで覆われたロングコートは、獣のようにふわふわと揺れ動く毛皮と、フードのリボンとのコントラストがどこか愛らしい。
ラストに近づくにつれ、装飾的な要素はどんどんと増していくよう。ヴァイオレットやブラックのドレスは、スカートにぎっしりとフリルをあしらっているほか、バックスタイルを長くとったトップスとスカートには、溢れるほどのビシューを輝かせた。またベルベットでレースアップしたロング丈&ショート丈のブーツは、メタルでカバーされた爪先がアクセントになっている。最後は、星や月のモチーフがなされたナイトウェアのように繊細なロングドレスを披露して、幻想的に今季のコレクションを締めくくった。
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