来週の相場で注目すべき3つのポイント:日銀会合、ソフトバンク社長講演、3月メジャーSQ

2014年3月8日 18:01

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記事提供元:フィスコ


*18:01JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:日銀会合、ソフトバンク社長講演、3月メジャーSQ
■株式相場見通し

予想レンジ:上限15700-下限14900円

来週は、トレンドが強まる可能性がある。市場の関心は10日、11日に開催される日本銀行の政策委員会・金融政策決定会合や、その後の黒田総裁の会見のほか、週末の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)となろう。

日本銀行の政策委員会・金融政策決定会合では過度な期待感はないだろうが、消費増税後の景気への影響が警戒されているなか、先手を打つ格好での取り組みが期待されてくるだろう。週末のメジャーSQについては、先週の急ピッチの上昇によって権利行使価格の中心値が14500円処から15250円へ切り上がりをみせている。ヘッジに伴う押し上げも意識される。

トレンド好転が意識されてくるようだと、1月24日に空けたマド(15485-15690円)辺りが次のターゲットとして現われよう。一方、一目均衡表の雲突破に失敗するようだと、先週の上昇部分を帳消しにするトレンドも出やすいところである。11日に米国(ワシントン)で孫社長の講演が予定されているソフトバンク<9984>は指数インパクトが大きいだけに、講演後の動向が注目されそうだ。

また、東日本大震災から3年を迎えるなか、改めて復興関連などへ市場の関心が向かいやすいだろう。ウクライナ情勢への警戒は根強いが、パラリンピック開催により、一先ず小康状態になりそうだ。


■為替市場見通し

来週のドル・円は、日本銀行金融政策決定会合での異次元の量的・質的金融緩和第2弾の可能性、全国人民代表大会閉幕後の中国人民元許容変動幅の拡大の可能性、クリミア自治共和国の住民投票などを見極める展開となる。

中国人民銀行は、全国人民代表大会の開催前に、米ドル買い・中国人民元売りの「非不胎化」為替介入により、中国人民元安誘導を行った。全国人民代表大会の閉幕後に、中国人民元の許容変動幅拡大(1%から2%へ)が発表されるとの観測が浮上しており、要注目か。

クリミア自治共和国は、16日に、ロシア連邦への編入の是非、ウクライナへの帰属を定めた1992年憲法を支持するかを問う住民投票を実施する。

■来週の注目スケジュール

3月10日(月):金融政策決定会合、景気ウォッチャー調査、ユーロ圏財務相会合など
3月11日(火):工作機械受注、日銀総裁会見、東日本大震災から3年など
3月12日(水):法人企業景気予測調査、エンバイオHD、日本BS放送上場など
3月13日(木):機械受注、米小売売上高、ダイキョーニシカワ上場など
3月14日(金):米生産者物価指数、ミシガン大学消費者信頼感指数など《TM》

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